ドイツ ベルリンの壁
ベルリンの壁は、第二次世界大戦後の1961年から1989年までベルリンを中心として東西を分断していた壁である。
第二次世界大戦後、連合軍(米・英・仏・ソ連)によって西ドイツと東ドイツとに分割された敗戦国ドイツ。
東ドイツの経済状況がどんどん悪化することで、西ドイツへの市民の流出・亡命を恐れた東ドイツがそれを阻止するため1961年8月13日に西と東の境界を封鎖する壁を建造した。これを「ベルリンの壁」と呼ぶ。
この壁により136人の犠牲者がいたと報告されている。
なお1989年11月9日に東ドイツ政府が旅行自由化策を発表し、集まった東西ベルリン市民によって壁が撤去された。これを「ベルリンの壁崩壊」と呼ぶ。